デジタルで予定を管理するのが当たり前の今。
そんな時代に、あえて「紙の手帳」を使っています。
正直、最初はちょっと不便かな?と思ってました。
でも使い始めてみたら、日々の充実感や気持ちの整理に、想像以上の変化がありました。
今回は、私が紙の手帳使い続ける理由と、実際に感じたメリット・デメリットについてです。
デジタルは便利。でも、どこか物足りない
Googleカレンダーやスケジュールアプリ、会社のグループウェア。
私も一時期、これらのデジタルツールで予定を管理していました。
- 予定の入力も修正も簡単
- スマホ1台でどこでも確認できる
- リマインダーで通知もバッチリ
目的は十分に果たせていましたが、使い続けているうちに
「予定は管理できてるのに、なんだか頭に残ってない」
「やることはこなしてるけど、考える余裕がない気がする」
つまり、「効率は上がったけど、深く考えることが減った」ような感覚がありました。
「書くことで記憶に定着する」ことは学生時代の勉強でなんとなく実感をしていたので、
試しに紙の手帳を導入してみました。
紙の手帳に変えて気づいたこと
まず感じたのは、「書くことで頭が整理される」こと。
- ペンを動かして書くことで、考えがまとまる
- 書きながら、気づきやアイデアが浮かぶ
- 書いた文字を読み返すことで、自分の思考のクセが見える
そして、意外と大きな違いがあったのが「見返しやすさ」でした。
- 紙の手帳は、パラパラとめくるだけで自然と過去ページが目に入る
- 気づいたら、繰り返し書いた目標や言葉が目に留まり、自然と自分に定着している
これはデジタルではなかなか得られなかった感覚でした。
デジタル vs アナログ リアルな比較
項目 | デジタル | 紙の手帳 |
---|---|---|
携帯性 | ◎ スマホ1台 | △ ややかさばる |
編集のしやすさ | ◎ 一瞬で修正 | △ 書き直しが手間 |
検索性 | ◎ ワード検索可能 | △ パラパラ手動検索 |
思考の整理 | △ 入力だと浅くなりがち | ◎ 書きながら思考が深まる |
記憶・感情への残り方 | △ 残りづらい | ◎ 書くことで定着する |
見返しやすさ | △ 意識して開かないと見ない | ◎ めくる動作で自然に目に入る |
私にとっての「手帳」は、予定表じゃなかった
紙の手帳を使うことで、単なるスケジュール帳以上の価値を感じるようになりました。
- 自分の考えを書き出すことで、気持ちが整う
- 思考・感情・やりたいことが目に見える形になる
- 書いたことが少しずつ実現していく「引き寄せ感覚」を体験できた
これはちょっとスピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、
「こうなりたい」と手帳に書いたことが、実際に形になっていく瞬間を、僕は何度か経験しています。
この小さな“成功体験”が、手帳を続ける原動力になっています。
結論|どちらが正解、ではなく「どう使うか」
デジタルもアナログも、それぞれに良さがあります。
大切なのは、「どちらを選ぶか」じゃなくて、自分に合った使い方をすること。
- スマホで予定や通知を管理
- 手帳で思考や気持ちを書き出す
という“いいとこ取り”のハイブリッドスタイルがいいのかなと思います。
実際、デジタルのリマインダー機能・定例予定の自動入力・社内での予定共有などはデジタルに軍配が上がります。めっちゃ便利ですよね
まとめ
紙の手帳には、効率だけじゃない魅力が詰まっています。
- 手を動かして思考を整理し
- 文字にして気持ちと向き合い
- めくることで過去の自分と会話できる
「思考を言語化できる人ほど、ストレスが少ない」
といったデータもあるようです。
もし日々の忙しさに追われて「ちょっと余裕がないかも」と思っているなら、
一度、紙に向かってペンを走らせてみるのもオススメです。
コメント